草をむしりはじめたのはいつの日か……。
道端に揺れる他愛もない草を喜んで刈り取っていたあの日から、今ではより多く、より金銭価値の高い草を求めて各地を走り回る日々。ふらふらとアテもなく刈るのはイヤだ、もっと効率よく稼ぎたい……そんな人たちに送る、くさむしり【上級編】。

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★草でお金を効率よく稼ぎたい方にオススメ。

用途・目的によって草の刈り方もいろいろあるのデスが、ココでは「ゼニーを稼ぐ」という観点で、より金銭的価値の高い草を狙うことにしマス。すなわち、高額で取引が可能な青ハーブ、それを高確率でドロップする「青い草＆輝く草」を数多く刈ることに重点を置くことにしマス。
MAP上に青い草・輝く草がもっとも多いところは……まちがいなくココ。キノコ以外、全種類の草が生息し、そしてその数も半端ではない「草の聖地」――フベルゲルミルの泉(イグドラシルの幹)。



青い草はもちろんのこと、なにしろ輝く草の数に嬉しい悲鳴があがりマス。他の場所ではMAPごとに1本程度しか生えないレアな草であるわけデスが、ココでは何本も生えてきマス。画面内に5本とか見られるときも。草好きは悶絶死。
このMAPをうろうろするだけで、かなりの量の青ハーブを刈り取ることができるはず。が、もちろんすべての地点に生えてくるわけではありません。効率よく刈り取るには、欲しい草が生える地点と時間をしっかり把握しておかなくてはならないのデス。
このMAPはミニマップが表示されない場所（テレポート不可）デスので、最初は自分の位置がどこだかわからなくなるかもしれませんが。そこで、コチラの特製MAPと照らし合わせながらがんばってクダサイ。

ウンバラとニブルヘルムを結ぶ中間地点に位置する「フベルゲルミルの泉(イグドラシルの幹)」。
枝分かれした道の２パターンで構成されるMAPは、一方通行となってマス。ウンバラから入ってくると戻れない、ニブルに抜けても戻れない……ということデス（途中のワープポイントは行き来可能）
この場所までの行き方を簡単に説明すると、「プロンテラ→モロク→コモド→ウンバラ→ウンバラダンジョン最奥部」。なかなか遠い道のり。

MAPの特徴をあげますと以下の通り。
・全種類(輝・青・赤・白・黄・緑)の草が生える。
・草以外に敵はいない。非常に安全なMAPデス。
・テレポート・ハエの羽・インティミデイト使用不可
・リログするとセーブ位置に戻る。
・（A）地点の行き来は可能。
・ミニMAPが表示されない。
多数の草が揺れ、静かに滝が流れ、その幻想的な雰囲気はまさに『草の聖地』にふさわしいMAPデス。

MAP上の赤い字は、刈り取ったあと次に生えてくる時間（分）デス。まだ未確認＆謎の部分が多々ありマス、ご了承クダサイ。自分が刈り取った時間をチェックし、時間がたったらその場所に戻りましょう。
流れとしましては、「青い草5本が生える3地点」と「輝く草5本が生える1地点」という、まとまって生えてくる場所を確保し、そこを確実に刈り取ることだと思いマス。そして、あまった時間で他の位置にある輝く草を刈るのがよいデス。うろうろしていると、予想もしていない場所に輝く草が生えてくることもありマス。
※このMAPはニブルヘルムに向かう人が通りがかるため、道端の草が刈り取られてしまうことがありマス。なるべく正確な時間を把握し、確実に自分の手で刈るようにしましょう。

当然かもしれませんが、草には必ずスティールを使いましょう。単純計算で倍近くのハーブを得ることができマス。ドロップのみ期待すると落とさない場合も多々ありマスので、枚数を稼ごうとするなら必須スキル。その点、シーフ系の職業は草刈りに強いわけデス。もちろん、他職業でもジョーカーC（〜・オブ・ムーンライト）などでスティルを覚えれば問題ナシ。

草の刈り方にはいろいろありマスが、ここはふつうに素手で殴るのがよいと思われマス。ASPD（攻撃速度）を考慮しマスと、それがいちばん早いでしょう。より高速で刈るにはインベナム、またはポイズンナイフといった毒化武器を使用するのもオススメ。そんな慌てる必要もない場所デスが。

ともあれ、上記MAPを参考に正確な時間をつかんでしまえば、もうこちらのものデス。ライバルの有無にもよりマスが、だいたい時給100枚くらいが目安でしょうか。意外と重量のあるハーブ（青は重量7）デスが、STRが高く重量に余裕のある方、あるいは商人さんのカートなどがあればいくらでも長くいられるでしょう。それはあなたのやる気と刈る気次第。がつがつせずに、まったりと刈っても十分。
そうそう、リアルな話デスが時計は正確なものを使いましょうNE☆　もるひは草を刈るために某有名メーカーのデジタル電波時計を買いました。1秒の狂いもありません。そこまでやる必要もありません。

このように大量の青ハーブを入手することができる「ユグドラシルの幹」デスが、普通にここへ足を運べるようなレベルになると、正直、草を刈るより通常の狩り場でがんばったほうが儲かる場合がありマス。草を刈っても経験値は増えませんからネ。
では、本当にお金に困っている初心者さんや新鯖に移転した1stキャラ等にもこの場所へ刈りにいくことができるのでしょうか。いけたとしたら、ずいぶんとありがたい収入になるのではないでしょうか。

……というわけで、もるひ自身が実践してみました。
誰でもどんなレベルでもいけることを証明するため、以下のような制約を設けてみマス。


ポリンも叩かずにどうやってお金をためるかというと、やはり草しかありません。しかし、ここで重大な問題が生じマス。JOB1のままでは他人とアイテムやお金の交換ができないのデス。つまり、せっかく草を刈っても取引不可能状態。（※交換ウィンドウ使用には基本スキルlevel1、チャットルーム開設はlevel4必要）
となるとアイテムを売りさばく手段がNPC売りに限定されるわけデスが、チャット・露店売買では高価な青ハーブも、NPC売りをすると30zという始末。これでは話になりません。NPC売りで高く売れるハーブなんてないョ、どうしよう……と悩むところデス。

サァ、そこで目をつけたのが「赤いキノコ」。これの落とす属性原石「レッドブラッド」を集めるのデス。これはNPC売りでも500zデスので、数十個集めれば立派な資金になりマス。
各地の安全な場所で赤キノコを叩き、レッドブラッドを集めマス。10〜20個ほど集めてNPC売り。手に入れたお金で、ハエの羽を100枚ほど購入。
向かうべきMAPへのルートはわかりマスか？　【プロンテラ→コモド→ウンバラ→イグドラシル】が基本ルートかと思われマスが、かなり遠いデス。安全なMAPはトコトコと歩き、危険な場所はハエで飛びまくりマス。おそらく、途中で遠距離攻撃とか食らって死にマス。がんばりましょう。
…そんなこんなの経緯を得た結果、このとおり。
これが神クラスのまたーりダ！



初心者もるひ、草の聖地に立つ！
相手は草ばっかりなので、いくら弱くても安全。のんびり悠々と草を刈りマス。ノビだと攻撃速度が遅いデスが、そこでイライラしちゃダメだョ。スティルなどのスキルはないので、多少時間をかけて50枚ほど刈って下界に戻れば、あっという間にお金持ち。初級装備などを揃えてもおつりがくると思いマス。

皆様はもるひのようにツマラナイ苦労をしなくても、「生活費編」を参考に普通にレベルをあげて青ハーブを売買し、手っ取り早くハエを購入すればよいのデス。他にもポタで近場まで送ってもらうもヨシ、護衛してもらうのもヨシ。誰かの協力を得れば、もっと楽に辿り着けるはず。それが自然なMMOの世界なのデスョ。

※注
今では「初心者講習所」を真面目に受けることによって、最大で「BaseLv9・JobLv7」まで簡単にあげるコトができマス。初心者用装備も揃っているという至れり尽くせりっぷり。だから、ココに書いたのより楽に達成できるハズ。……あまい世の中になったもんだゼ★

以上のように、草を知り土地を知れば、心も懐もあったかい生活が過ごせること請け合いデス。豊かなココロは豊かな資金源から。
「貧乏人ならば頭を使え」といったフレーズをどこかで見かけた気もしマスが、ひとまず「貧乏人なら草を刈れ」で十分なのでゴザイマスョ。

今回は「上級編」と称して金銭効率を重視した草のむしり方を紹介しましたが、それがすべてではありません。 まったりのんびり刈りながら、待ち時間で誰かとお話しするような心の余裕を忘れないでクダサイ。同じ場所で草をむしっている他人がいたら、「ちっ、ライバルがいるよ」とか舌打ちするのではなく、「草むしりですか？」と気軽に声をかけてみるのを推奨しマス。それでこそ草むしり上級者デス。 「実はくさむしれというサイトを見て……」「あ、自分もですよ」なんてふうに会話が広がれば願ったり叶ったり。草から始まる出会いもあるのデス。
そしてそのあとはこう続きマス。「くさむしれイイですよね」「そうですね」「最高ですよね」「最高ですね！」「くさむしれ最高！」「もるひ最高！」と素晴らしさを共有できれば、もるひにとっても非常に嬉しいことでゴザイマス。
もるひ最高☆（自分デ言ウナ）

それでは、皆様もよりよい草ライフを。
ちょぴッ☆